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2014年8月 8日 (金)

何のために花屋さんで働くのか

何のために花屋さんで働くのか

その前に・・

世の中は決して景気が良くなっているわけではありません。

一般の企業も含め、花屋さんも2011年の震災の年からかなりの打撃を受けています。

それは大手の花屋であろうが、小さな花屋であろうが同じです。花の世界にいる方々は

それには呆れてしまうほど気づいていない人が多いようです。呑気です。経営者ならばわかるのですが、勤務している人たちの多くは私の勤めている花屋の経営が悪いだけ、なんて思っています。

とんでもない話で今は大手の花屋さんであればあるほどかなり深刻な状況なのです。

私の知るところでは10億円年商のある花屋が5000万円の赤字という例もあります。ご存じないでしょうが、

今後数年先はさらに深刻な状況になると思います。一般の会社がどうかというとたとえば元ジャスダック上場のインデックス(資本金393億、売り上げ100億以上)は破産、ジュエリーマキ(資本金9000万円、以前は売上高1850億円、2013年には売上高44億円)は倒産、元東証一部上場の山水電気(資本金53億円、以前は売上高500億円)は破産、

日用品メーカーの白元も倒産、今は資本金が何千億あろうがなかろうが、売上がなん百億円あろうがなかろうが一瞬で倒産、破産してしまう時代なのです。ましてや花屋さんは資本金などせいぜい1000万円程度が多く、売上も5億も売っていれば最大手の花屋と言われています。これが一般の世界であり、花屋さんも非常に厳しい時代を迎えているのです。このような中で花屋の世界で働くというのはなぜということが頭をよぎります。

私は今まで7.8店舗の花屋で修業後独立をしましたが、ある1件の花屋を除けば単純に労働力として使われていました。当たり前といえば当たり前です。労働に対しての対価がお金ですから、しかしながらそのいくつもの花屋で働き退社した後に残るものは空しさだけでした。かなり一生懸命働きましたが、何も残っていませんでした。それは弊社に来られる求人の方々の中にも数多くおられます。今までただ働いてお金を得ていただけなのです。

花屋さんに何年も勤務してよく花の技術が上達していない人を良く見かけますが、

私はそういう人を見ると何のために花屋に勤務したのかと思います。それではお金が目的というならば違う職業の方がお金にはなると思います。花屋に勤務したならば花がうまくなっていないとそれはまったく意味を持たない、私はそう強く思います。

弊社では花の技術は当たり前ですが、それ以外のことも身に付けさせています。私が弊社を立ち上げた理由のひとつは花の技術を上達させるです。何年やっても上達していないでは働いている意味がまったくないと思います。もちろん本人の真摯な誠実な対応が一番です。本人が適当でやっていたり、雑であったり、態度が悪かったり素直でなければそれは無理な話です。

断っておきますが、花屋さんで働くのに条件が良くて技術が身につくなんてことは世の中ありえません。お金を選ぶか技術を取るかです。

技術というものは自分の時間を使って身に付けていくものです。そういう面はプロのスポーツ選手と同じだと思います。価値観は人によって違いますのでこれはあくまで私の考え方です。

会社に入社をした場合、入社前と入社後はあくまで人として変わらなければ何のために入社したのかわかりません、入社前と入社後でその人のさまざまな能力が進歩していないようであれば意味を持ちません、私は入社後と入社前とで明らかに変わっているよう指導しています。

たまに入社後数年たち変わっていない人もいますが、それでは時間を無駄にしているだけで他社へ転職した方がいいとおもいます。それでは弊社にいる意味がありません。お互い不幸です。他業界の方がその人の能力が発揮できるのではないかと考えます。常に進歩してこそ転職の意味があり、勤務している意味合いがあると思います。ただ、お金と時間を考えるのであれば他業界の方がずっといいと思います。私は良くいろいろなことを注意しますが、頭の中に浮かぶことはその人がいずれ結婚して親になり子供を育てる時に子供に何を伝えられるかを考えます。きつい仕事はすぐ辞めなさい、大変なことは避けなさい、人とコミュニケーションをとるのはめんどくさいからどうでもいい、間違ったことをしても謝らない、人から誕生日プレゼントをもらってもありがとうの一言も言えない、お返しもしない、そんな人が結婚し子供を育てると思うとぞっとします。そんな親から生まれてくる子供は本当に最悪です。立ち振る舞いや言葉使いやありがとうございます、すみませんでしたが言えない若者が非常に増えているように思います。かなりの割合でその方のご両親の職業が関係していると思います。両親がきちっとした社会生活を歩んでいない場合そういうケースが多いように思います。そういうことにならないよう私は普段から注意をし、弊社に入社した意味合いを将来感じとってもらうことを願っています。弊社では他社には決してないいろいろな楽しい行事がたくさんありますが、そのようなことはホームページには一切載せません。そんなことで人が来ても何ら意味を持たないからです。入社して1年後180度変わる人もいればそうならない人もいます。

そうならない人はどこが悪いのでしょうか。将来親になったときに子供にたくさんのことを伝えられるような人になってもらいたいものです。

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