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2011年12月 6日 (火)

中国での花屋環境

□中国での花屋環境

一般の大企業はなにかしら基盤というものが出来てから社員が行きます。大企業ならば先輩方がその畑を耕し、種を撒き、水をやって芽が出て、花が咲くならば畑を耕す段階は終わっているのですが、弊社は何もない段階からスタートしたので本当に苦難と動揺のスタートでした。大企業ならば経理も総務も人事も営業もあるので弊社と比べればスムーズに簡単にいくのでしょうが、それをすべて1人でこなしていかなくてはなりません。寝ても30分おきに目が覚めてしまいます。お陰様で6キロ近く痩せました。弊社の場合はそれを1人の女性スタッフがやっていました。かなりのストレスがかかります。何をやるにも中国語ができないので時間が数倍もかかります。銀行へいくなどは未知との遭遇以上のものがあり私も簡単なことをするだけなのですが、その手間に驚き2時間以上もかかり銀行を出た時には疲労困憊で一言も喋ることが出来なくなっていました。海外で言葉が通じない国へ行き生活をしてビジネスをするということはこういうことなのかと思いました。中国で花屋をやるのにいくつもの問題があるのですが、実は中国では正規の領収書をもらうのが大変です。領収書を発行すると税金を払わなければならないからです。今問題になっているギリシャのように小売店が税金を払う気がないため、領収書を出さないのです。ギリシャの国民のように納税などどうでもいいことだと考えているのでしょうか。ギリシャは「全国民脱税」現象なのです。ギリシャでは納税したお金がどう使われているのか不透明では確かに税金を払おうとは思わないでしょう。そして、高級官僚のみがいろいろな保障を授与する権利を持っています。まあ、税金を納めないわけですから、福利厚生などは受けられなくて当たり前なのかもしれません。領収書がもらえないため、売り上げイコール利益になってしまいます。それに25%の法人税のような税金がかかります。消費税は17%です。消費税の算出方法は日本と異なるかもしれません。

ちなみに日本では法人税・事業税・法人住民税でおおよそ35%課税されます。

そう考えると日本の方が高いように思いますが、仕入の領収書がないことを考えるとはたしてどうなのか不透明です。領収書が出ない理由は中国の人口の構造と大きくかかわります。また、花のビジネスの場合、多くは個人が経営しています。個人なので税金はできるだけ払いたくありません。領収書を発行すると税金がかかるからです。中国にはショーチューという領収書のようなものがありますが、それはレシートのようなもので経理上はまったく認められません。そして苦労して領収書を見つけましたが、それは偽物でした。そう領収書の偽物がとてもたくさんあるのです。それを会計処理してしまうと後で高額な罰金が来ます。そして最後にやっと本物の領収書にたどり着きました。しかし、正規の領収書を発行しているのはごくわずかな会社で、花の仕入の場合にはほとんど領収書を取得するには困難です。ではどうするか、それが一番の今の悩み事です。中国で花屋を開店する、本当に大変です。とりあえず30分おきに目が覚めますから、中国でビジネスをするには本や新聞、ニュース、コンサルティング会社などの方法を使い情報収集をしますが、そんな子供だましのものではわかりません。正直やってみないとわからないと思います。中国に起業した企業が経験する大変なことは領収書の問題、人を雇用する難しさ、人を雇用するときの手続きの違い、銀行の複雑な手続き、食事や水の問題、そして、皆さんがある程度経験するウツになることです。ある日系の食堂では日本人サラリーマンがまったく無言で音もなく食事をしていた風景を見ると落ち込みます。あげるときりがありません。そんなことを乗り越えなければ中国ではビジネスができません。友人の日本人のビジネスマンが上海でビジネスをするなら中国が好きでないとダメだし、中国人を下だと思っているならば無理だという話をしていました。

本当にそうだと思います。

私のとりあえずの目標は(花屋の楽しい上海ビジネス)これを念頭に仕事をしていくつもりです。

また、機会があれば本当の中国上海をご紹介します。

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コメント

私は将来中国で花屋をやりたいという夢を持っている、
現在日本に住んでいる中国人です。
記事を読んですごく共感しています。
これからも近況についていろいろ教えてください。
応援しています。頑張ってください。

投稿: えん | 2012年5月15日 (火) 19時06分

はじめまして 社長のブログを見させて頂いて、また今後の展開をぜひ投稿してもらいたいと思っています。
私も花屋経営してますが十年ほど前にイベント会社の仕事と店売り中心で生計を立てていましたが忙しい月に体調を崩し 入院... このまはまでは死んでしまうと思い店売り一本で勝負してきましたがリーマンショック以降 お客様の来客数の減少と単価の低下で この先に不安を感じています。
回りにあった店舗もバタバタ閉店して回りはコイン駐車場だらけになってしまいました。
ヘビーユーザーの方々も高齢化し新しい層の獲得をどうするか模索中です 閑散期と繁忙期の差も花専門店が少なくなったせいで昔よりえらくつくようになってしまいました。
でもチャンスも感じています、閑散期の売り上げを伸ばせば良いのですから.....でもなかなか良いプランは出てきません。
先程もふれましたが社長のブログは読んでヤル気が出るので是非また更新をよろしくお願いします。

投稿: トシオ | 2012年9月 4日 (火) 02時21分

はじめまして、わたし大連金州新区とわが町宮崎県延岡市が友好都市を結んだことで、商業貿易を取り組もうとしている花屋です。中国は10回以上行っているのですが、言葉の違いもありなかなか、仕事としても難しく感じます。しかし、チャンスもたくさんあり貿易取り組むため日夜努力しています。貴重なご意見意見ありがとうございました。今後も楽しみにしています

投稿: 岡田明利 | 2012年9月24日 (月) 14時56分

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