« <プロに学ぶアドベントリース >レッスンのご報告 | トップページ | キレイその1.シルヴァン »

2012年12月10日 (月)

花と器の美しい関係:花時間2013冬号

冬号より、新連載の<花と器の美しい関係>第一回目を担当させていただきました。

<名器に花をいける>ウエッジウッドの素晴らしい器4点に花をいけました。

この4点の作品は、器と花の関係が5分5分になるということを意識し

器のフォルムや魅力をひきだし互いに引き立てあうとような

デザインをしました。

ここでは一部しかお見せできませんが、

つづきは誌面でご覧くださいね。

まずはファインボーンチャイナ。

ヴィクトリア時代に流行したオリエンタルテイストの器です。

とろんとした艶やかな乳白色の地に、

繊細な絵付けを重ねたこの器は、とても堅牢で

なんと、エスプレッソカップ4客をタイヤの下に敷き、

高級車一台を支えられるほどというから驚きです。

このフォルムの魅力は、首の細いラインがセクシーなところ。

慎ましく強い女性の立ち姿のようです。

このフォルムと、繊細なハンドペイントを生かしたくて、

ニュアンスカラーをたくさん集めて器の延長につなげるようにいけました。

Img00317_5

2点目は、エイコーンベース。

小ぶりで上品な中間色の器から、

同じシルエットを花でつくり一つのオブジェにまとめました。

甘ーいキャンディが詰まっているように!

Img00302_2

3点目は、ポートランドベース。

美しいウエッジウッドブルーの地に

ギリシャ神話に登場する、結婚に関する物語が白いレリーフで描かれています。

この美しいブルーには、無駄なものはなにもいりません。

古くから結婚式の象徴であるカサブランカの香りだけをいけました。

Img00309_3

4点目は、ダンシングアワーズ。

ギリシャ神話の時の女神たちが、薄い衣装を揺らしながら踊る姿が描かれています。

この器の上では、チョコレートコスモスが女神とともに踊り、

リリオペが音楽を奏で、女神たちを盛り上げるようデザインしました。

4点とも、とても力を感じる器です。

見て触れて大変刺激を受け、

自然にイメージが沸き起こりました。

息を吹き込まれたようなこの素晴らしい器に敬意をこめて花をいけました。

|

« <プロに学ぶアドベントリース >レッスンのご報告 | トップページ | キレイその1.シルヴァン »